書評 | ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう

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【書評】ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう

書評

ダントツになりたいなら正しい努力を毎日継続しようという至極まっとうなことが書いてある本。

時間は万人に平等で1日24時間なのにダントツになる人とそうではない人のに分かれるのはなぜかなど、毎日継続して努力することが苦手な自分にとって耳の痛い話だった。

しかし、著者自身がメンタルコーチというだけあって経験を織り交ぜた話に腹落ちしながら気持ちがどんどんアガってくる内容になっている。

まさに継続は力なりということである。

【逆境はチャンスである】
・逆境は、備えさえあれば、やる気を育むチャンスとなる。準備さえできていれば、まったく違ったかたちで取り組めるのだ。前にも書いたように、意識の少なくとも八〇パーセントは成功に向けるべきだが、同時に、試練に対する備えも必要だ。最悪の事態に備えておけば、難局が楽しい試練とさえ感じられる。そして、試練を受けた数だけ、やる気と集中力が湧いてくるはずだ。

・空挺部隊時代、「俺は寒さにとりわけ強い」と話していた男がいた。彼の場合、極寒に誰よりも強いという自負があるので、悪天候が楽しみに変わる。この意識から達成感を得られ、周囲からも認められるのだ。逆境が楽しめるように自分を訓練することは可能だ。逆境は、強さと個性を発揮するチャンスの場だ。しかし多くの人が、チャンスを逃す。試練を察知したとたんに尻込みするからだ。

・ゴールへの道のりには、必ず低迷期がある。そう理解することが大切なのは、感情の大部分は期待によって動かされているからだ。ある程度の苦難を覚悟しておかないと、望まない方向へ感情が流れてしまうのだ。

この本を読みながらふと思い出したのが、

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『1.01と0.99の法則』

1.01と0.99の法則とは、継続することの大事さを数値で表したもので。

今現在の自分の数値を1で表した場合、1.01(毎日1%の努力)を積み重ねると1年後には、

1.01 ** 365=37.7834

毎日1%づつの努力で1年後には37.7834

約37.8という数値になり、1年前の1よりはるかに大きな値になる。

複利の力ってすごい!!!

さぼり続けて0.99(1%の低下)を積み重ねると

0.99 ** 365=0.02551

1年前の1から比べると1年後は0.02551

という数値になり、元の1よりもはるかに小さな値になってしまう。

例えばダイエットに置き換えても毎日健康を気遣って食事するのと、毎日食事の合間や食後にお菓子などをついつい食べてしまう場合を比べると1年後には前者は健康的な体型だろうが、後者はきっと肥満体型になっているのではないだろうか?

1日たった1%の努力で1年後には圧倒的な差になるのだから継続して努力することはとても大切なことだし、たとえすぐに結果として現れなくても折れずに継続し続けることはもっと大切なことなのだと思った。

折れずに努力を続けよう!!!

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